春彼岸とコロナウイルス

彼岸も済、世界的規模のコロナ感染に翻弄されている。金沢の孫は1月ほどの疎開で寺に仮住まい。先の見えない終焉。お上は何かしてくれるなんていうのは大間違い、自分の身は自分で守る。これしかないでろう。本山の春の法要も中止。末寺の祠堂経様(永代経)も中止・延期。親戚の法事も楽しみにしていたが、法要にお参りしてお斎に付かず坊守と帰山。永代供養墓推奨寺院 珀琳寺住職

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孫との墓参り・寺の墓にも綺麗なお花をお供え下さり感謝。

 

祖父の生まれた鵜飼の妙厳寺へ彼岸の布教

9月22日~24日の三日間、祖父・武内正圓の生まれた妙厳寺、彼岸会の布教へ。自身の出自たる縁の深い寺である。久しぶりに、お参りにさせて頂いた思いが強い。

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能登触頭の面影残す、大きな山門

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山門の御戸には、上に本山の八藤紋と下は前田家ゆかりの梅鉢に槍紋。若い時はこんなところまで興味はなかったが。

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大きな本堂を眺めると、これからの維持管理が気になる。

生憎の台風の為、中日は本堂内は天井が落ちてくるのではないかと冷や冷やするほどの大きなミシミシ音。3日2席の法座には、熱心に聞き入る門徒さん。三途の黒闇を中心にお話を。参詣なさっている90歳前後の門徒さんは、祖父の事をご存じで、「歩く姿、話し方がそっくりとの事」。不思議な感覚。またの再開を約束し、寺を後にする。有り難いご縁であった。珀琳寺 住職

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御堂に展示してある金入咒字袈裟の許状(祖父・正圓)

 

 

台風に直撃の秋彼岸

千葉の台風被害も冷めやらず、彼岸の中日に能登半島に大型台風が。墓参りを早めに済ませ、親戚の彼岸会に布教へ。案の定、強風の為中日は珠洲市へ宿泊。御堂の高見障子が外れたとの知らせ。取りあえず応急処置でその場をしのいでもらった。10月上旬にも台風が・・・?2か月前の強風の被害見積もりが出たばかり。ため息が出そうです。永代供養墓 推奨寺院 珀琳寺住職

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平成最後のお茶会

昨日4月29日、毎年恒例の門徒さん主催のお茶会に。去年は下の娘の出産にぶつかり、不参加。今年は、家族5人で参加させていただいた。

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会主の横町宗淑先生は、孫さん最後の双子ちゃんが今年大学入学、寂しいご心中ながらお茶会になると生き生きとしたご様子。

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濃茶を練って下さる方は、会主のお嫁さんのお母さま

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妹の様子を不安そうに見守る、孫。茶碗を袱紗の上に・・・。孫娘は左利きのため悪戦苦闘。お濃茶に使われたお茶は、金沢・米沢の「臥竜山」、京都のお茶より断然美味しい。

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お道具拝見。炉縁の高台寺蒔絵には菊のご門、去り行く平成から令和へ。茶入れは信楽、水差しと同じ作者。作者を聞き忘れたが、茶室に入った瞬間に目に留まった、私好み。

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立礼席では、お茶の点てさせていただいた。見守る、横町宗淑先生。

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下の孫娘もやる気満々。優しく教わりながら、笑い声ももれる。楽しいひと時。

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立礼式の会記だけ画像に撮れた。手前流の私にすれば、これだけのお茶会を開催するのには、裏方さんのお力、日頃のお稽古の賜物。会主の横町宗淑先生の人柄。楽しい一日であった。 石川県永代供養墓の寺 珀琳寺

 

 

人影無い 庵に 桜咲く

本山の春の法要も、今年も葬儀が出来キャンセル。最近、秋の報恩講といい5年位?キャンセル続き・・・。この時期になって、残りの門徒さんの報恩講参り。最近は田んぼを作る家が減り、門徒さんの高齢化も進み、温かい3月・4月の時期のお参りが増えた。実質の参りは過疎化が進んで、ピーク時の半分?程??羽咋門徒さんのお宅近くの宝徳庵という庵の前を通ると扉が閉まり、桜だけが咲いていた。

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日蓮宗のお寺であろうか?この在所の人がヒッソリと守ってきたが、ここまで高齢化が来ると法要が勤まことが無理な状態。門徒さんも、ここ数年扉が開いているところを見たことが無いと・・・。

能登教区の大谷派の寺院も年間2ヶ寺程の廃寺が・・・。やがて都市部に波及し、取り壊すこと自体が困難な時代へ。壊す業者もいなくなる。去年の台風の被害で門徒さんの周りでも、倒木被害や、その処理に大金が。下の写真は、倒木する前に気を伐採。木挽きや、木こりさんも居なくなり、大型の機械でなければ切れない時代に来ている。10円で済んだところが、50万以上に。

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永代供養墓 推奨寺院 珀琳寺

 

雨のお彼岸の中日

気温は上がった割には、風が冷たく感じる。雨のお彼岸。本堂に参り、お墓に参り、お内仏に参る。

能登は盆の墓参りは定番であるが、テレビの影響か近年は彼岸の墓参りもちらほらと。逆に言うと、お内仏に参る習慣が・・・?毎日墓には参るが、仏壇は閉めっぱなしという強者も増えてきた。

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さて、珀琳寺の永代供養墓(通称:みんなの墓)も建立から9年。当初は無縁墓の受け皿として合祀墓・合同墓の要素が強かったが、最近では、ご縁のある方たちの大事なお墓の位置づけにある。ここに埋葬されたお骨がご縁で、仏法を聴聞する方が1人でも生まれることはうれしい限りである。

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俱会一処の文字は、私の字であるが、阿弥陀経の「舎利弗衆生聞者。応当発願。願生彼国。所以者何。得与如是。諸上善人。倶会一処。舎利弗。不可以少善根。福徳因縁。得生彼国。」「舎利弗衆生聞かんもの、まさに発願してかの国に生ぜんと願ふべし。ゆゑはいかん。かくのごときの諸上善人とともに一処に会することを得ればなり。舎利弗、少善根福徳の因縁をもつてかの国に生ずることを得べからず。」からとられている。同じ願いの元、共にひとところに出会う世界に生きていきたい。私も、半分は寺の墓、半分はこのお墓に入るつもりでいる。永代供養墓推奨寺院 珀琳寺住職