平成最後のお茶会

昨日4月29日、毎年恒例の門徒さん主催のお茶会に。去年は下の娘の出産にぶつかり、不参加。今年は、家族5人で参加させていただいた。

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会主の横町宗淑先生は、孫さん最後の双子ちゃんが今年大学入学、寂しいご心中ながらお茶会になると生き生きとしたご様子。

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濃茶を練って下さる方は、会主のお嫁さんのお母さま

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妹の様子を不安そうに見守る、孫。茶碗を袱紗の上に・・・。孫娘は左利きのため悪戦苦闘。お濃茶に使われたお茶は、金沢・米沢の「臥竜山」、京都のお茶より断然美味しい。

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お道具拝見。炉縁の高台寺蒔絵には菊のご門、去り行く平成から令和へ。茶入れは信楽、水差しと同じ作者。作者を聞き忘れたが、茶室に入った瞬間に目に留まった、私好み。

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立礼席では、お茶の点てさせていただいた。見守る、横町宗淑先生。

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下の孫娘もやる気満々。優しく教わりながら、笑い声ももれる。楽しいひと時。

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立礼式の会記だけ画像に撮れた。手前流の私にすれば、これだけのお茶会を開催するのには、裏方さんのお力、日頃のお稽古の賜物。会主の横町宗淑先生の人柄。楽しい一日であった。 石川県永代供養墓の寺 珀琳寺

 

 

人影無い 庵に 桜咲く

本山の春の法要も、今年も葬儀が出来キャンセル。最近、秋の報恩講といい5年位?キャンセル続き・・・。この時期になって、残りの門徒さんの報恩講参り。最近は田んぼを作る家が減り、門徒さんの高齢化も進み、温かい3月・4月の時期のお参りが増えた。実質の参りは過疎化が進んで、ピーク時の半分?程??羽咋門徒さんのお宅近くの宝徳庵という庵の前を通ると扉が閉まり、桜だけが咲いていた。

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日蓮宗のお寺であろうか?この在所の人がヒッソリと守ってきたが、ここまで高齢化が来ると法要が勤まことが無理な状態。門徒さんも、ここ数年扉が開いているところを見たことが無いと・・・。

能登教区の大谷派の寺院も年間2ヶ寺程の廃寺が・・・。やがて都市部に波及し、取り壊すこと自体が困難な時代へ。壊す業者もいなくなる。去年の台風の被害で門徒さんの周りでも、倒木被害や、その処理に大金が。下の写真は、倒木する前に気を伐採。木挽きや、木こりさんも居なくなり、大型の機械でなければ切れない時代に来ている。10円で済んだところが、50万以上に。

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永代供養墓 推奨寺院 珀琳寺

 

雨のお彼岸の中日

気温は上がった割には、風が冷たく感じる。雨のお彼岸。本堂に参り、お墓に参り、お内仏に参る。

能登は盆の墓参りは定番であるが、テレビの影響か近年は彼岸の墓参りもちらほらと。逆に言うと、お内仏に参る習慣が・・・?毎日墓には参るが、仏壇は閉めっぱなしという強者も増えてきた。

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さて、珀琳寺の永代供養墓(通称:みんなの墓)も建立から9年。当初は無縁墓の受け皿として合祀墓・合同墓の要素が強かったが、最近では、ご縁のある方たちの大事なお墓の位置づけにある。ここに埋葬されたお骨がご縁で、仏法を聴聞する方が1人でも生まれることはうれしい限りである。

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俱会一処の文字は、私の字であるが、阿弥陀経の「舎利弗衆生聞者。応当発願。願生彼国。所以者何。得与如是。諸上善人。倶会一処。舎利弗。不可以少善根。福徳因縁。得生彼国。」「舎利弗衆生聞かんもの、まさに発願してかの国に生ぜんと願ふべし。ゆゑはいかん。かくのごときの諸上善人とともに一処に会することを得ればなり。舎利弗、少善根福徳の因縁をもつてかの国に生ずることを得べからず。」からとられている。同じ願いの元、共にひとところに出会う世界に生きていきたい。私も、半分は寺の墓、半分はこのお墓に入るつもりでいる。永代供養墓推奨寺院 珀琳寺住職

 

悲願の仏壇が入った。

嫁に行った下の娘。結婚して1年半ほど、式は仏前、出産、マイホーム。家を建てたらお内仏(仏壇)が欲しいといこと。在家に嫁いだ娘の要望で色々とお内仏を探していたが、昨今の仏壇を欲しない社会。廃業した仏壇屋さんは数知れず、何軒か見て回ったが、開店休業の状態・・。そんな中、ご縁が整い、とんとん拍子に話が進み、悲願のお内仏が春の彼岸に娘夫婦の新居へ。婿さん不在の為、おわたまし(御移徒)のお勤めは後日に。

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娘宅のお内仏の大きさは70代。尚この大きさは本来は仏壇の大きさではなく、本山からお受けする三幅のご本尊の大きさから由来する。つまり、この辺だったら200代のご本尊に合わせて仏壇を製作したり、購入した。過疎化が進み、お内仏の処分の話が急速に進んでいる。10年ひと昔所か、1年ひと昔。

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おわたまし(御移徒)とは浄土真宗の最初のご本尊をお迎えするお勤め。字のごとく、阿弥陀様が私のところに渡って来て下さったという意味。門法した方なら理解しやすいが、お寺参りに疎い人は、入魂式、お性根入れ、魂を入れてくださいと・・。魂の解放は我々生きている人間の大事な課題。

石川県 永代供養墓推奨寺院 珀琳寺住職

葬儀会館の人件費削減はみんなの迷惑である

先日、大阪の門徒さんの葬儀。重篤な状態にあると聞かされていたが、サンダーバードを予約し、大阪へ。斎場は堺市立斎場四時出棺という遅い始まり。斎場の係の人に話を伺ったら、本日は予約がMAXで26人の火葬だそうだそうである。

確か、地元・七尾の斎場はMAXでも12人程。昨今は、葬儀会館の都合で、同じ日に2つ葬儀が入ると、10時始まりの葬儀が入っていたなら、間1時間の間を置かなければ葬儀ができない。時間をずらすという事でスタッフを増員することなく使い回し出来る。つまりは、人件費削減という事であろう。始まりは12時以降。それでも斎場が一杯なら、翌日か朝8時始まりになる。今年の寒中に早朝8時始まりの葬儀を経験した(案の定10時始まりの葬儀が入っていた)。せめて9時なら・・・。朝8時となると、7時ころから寺係の門徒さん・近所の人が動かなければいけない。高いお金で葬儀会館を借りるのであるから、この辺の改善を期待する限りである。 

石川県永代供養墓推奨寺院 珀琳寺

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堺市立斎場

 

無許可で納骨堂、闇業者逮捕!!

2月5日地元北國新聞朝刊を広げて唖然とした。愈愈この地まで来たかという感想だ。墓地埋葬法違反という事は分かるが、逮捕された闇業者のやり方は強引で悪質だ。

金沢市内の同じ大谷派の寺院の墓地を管理していた「額菩提樹苑」が寺所有の墓地一角に平成14年7月頃から納骨堂(私見だが、合祀墓の大型版に見える)を無断で設置、寺の警告を無視し、同16年4月に管理委託契約を解除、解除後も同社が納骨堂使用者から管理料300万円を得たことから、管理費の返還と、納骨堂の撤去を求め地裁で係争中とのこと。

一人当たりの金額が50万円~70万円、顧客は約100人という事。

正直、この金額に驚かされた。50万としても×100人で5千万円。私の永代供養墓は1人3万円(事情によってはそれ以下でも引き受けている)。去年、当寺の永代供養墓の値段をあるHP経営者にお知らせしたら、安すぎると吃驚していた。最低10万が寺院の相場らしい・・・。寺が直接管理するという安心感が生臭い話だが値段に左右するらしい。

この事件も、恰も寺が経営している風に見せかけて安心させての集客だったのであろう。金沢の親戚寺院も怪しい業者の話が多く墓地管理にはかなり神経を注いでいると聞く。

ネットで「合祀墓・永代供養」と検索すると、これに似た、紹介業者自体が上の逮捕されたような納骨堂を経営している例を幾つか見ることができる。墓地埋葬法は以前にも書いたが、非常に厳しい法律で、墓地認可は宗教法人・市町村にしか下りないのが墓に携わる者の一致した当然の認識だ。

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  北國新聞切り抜き、納骨堂?

ネット就活ビジネスは何処まで行ってしまうのだろうか?質のいいサービスを供給しているのは、現場の葬儀屋さん墓石屋さんだ。ここを見落とすとソッポを向かれてしまうだろう。永代供養墓推奨寺院 珀琳寺 住職