報恩講のお華足

報恩講のお華足は餅と橙などの柑橘類が用いられる。當寺では、門徒さん(鹿島路地区)が生業にリンゴを作っていた。約100戸程の門徒さんのそれに携わってきた。鹿島路りんごという名前で今も、数は少ないが幻のリンゴとして市場に流通する。秋になると8畳の部屋がお初として寺に届けられ山盛りになった。お供えしたリンゴはほかの地区の門徒さんへお下がりとして配られる。今朝、報恩講用のリンゴを持って来ていただいた。今は作る人も少なく。10戸程の門徒さんが、木を枯らすまいとしてつくっておいでる。珀琳寺住職

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一般にはこんな風(左側)に盛られる(京都小堀仏具さんより)

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