祖父の生まれた鵜飼の妙厳寺へ彼岸の布教

9月22日~24日の三日間、祖父・武内正圓の生まれた妙厳寺、彼岸会の布教へ。自身の出自たる縁の深い寺である。久しぶりに、お参りにさせて頂いた思いが強い。

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能登触頭の面影残す、大きな山門

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山門の御戸には、上に本山の八藤紋と下は前田家ゆかりの梅鉢に槍紋。若い時はこんなところまで興味はなかったが。

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大きな本堂を眺めると、これからの維持管理が気になる。

生憎の台風の為、中日は本堂内は天井が落ちてくるのではないかと冷や冷やするほどの大きなミシミシ音。3日2席の法座には、熱心に聞き入る門徒さん。三途の黒闇を中心にお話を。参詣なさっている90歳前後の門徒さんは、祖父の事をご存じで、「歩く姿、話し方がそっくりとの事」。不思議な感覚。またの再開を約束し、寺を後にする。有り難いご縁であった。珀琳寺 住職

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御堂に展示してある金入咒字袈裟の許状(祖父・正圓)