能登の画僧 

先日の日曜日、門徒さんの49日法要。能登の古い家屋には通称、坊主部屋というものが存在する。一時間前にはお迎え、坊主部屋に通されゆっくりとお茶を頂きながら、衣に着替え、仏間に迎い法要が始まる。さて此のお宅の坊主部屋には能登の大雅堂と言われた、池野観了(1753~1830現在の志賀町赤住の恩敬寺14世住職)の南画が襖に表装されている。元々は屏風仕立てを襖絵に転用したようだ。じっと見とれていると何とも言えない良い気持になる。珀琳寺住職

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竹の水墨画

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観了の落款