2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

報恩講のお華足

報恩講のお華足は餅と橙などの柑橘類が用いられる。當寺では、門徒さん(鹿島路地区)が生業にリンゴを作っていた。約100戸程の門徒さんのそれに携わってきた。鹿島路りんごという名前で今も、数は少ないが幻のリンゴとして市場に流通する。秋になると8畳…

報恩講の準備

平生の行いが、この報恩講の時期になると出てくる。本堂の準備は元より、外掃除・溜った蝋燭の廃棄。あれれ?何処に仏具を片付けたか・・・。覚える事より、忘れる量が極端に多い。これは、最近では一年中だ。車の鍵・時計・財布・メガネ・薬・今日買ったコ…

報恩講案内

来る10月31日・11月1日 例年の宗祖親鸞聖人引上会 報恩講が勤まる。お初夜も無くなり、夜店や香具師の姿も無い。お初夜にお参りして、赤い鼻緒の下駄や味噌田楽を買ってもらうのが昔の子供の楽しみだった。羽咋の本念寺さんから始まって、七尾の光徳…

報恩講の準備(おみがき)

本日、珀琳寺報恩講へ向けての仏具磨きが行われた。12人程の世話方さんを中心に毎年の風景。手慣れたもので、4時間ほどでピカピカな姿に蘇った。飲酒運転防止の為、ここ3年ほど前から、鳥鍋を囲んで一献という楽しみが無くなった。お弁当とお酒を持ち帰って…

今朝のヤフーニュース

他人事ではない下流老人 無職高齢者は20年で1500万円の赤字 以下抄出 如何に生活している人間に困難な時代が来ているかは伺われるが。根本的人間の救済が忘れて去られてしまっている。自己出自の問題。自己存在の意義を尋ねるのが最も大切な人間の課題であろ…

秋めいてきました

今年も三分の二を過ぎ、萩や薄の季節になった。珀琳寺で一番古い路地(推定:江戸初期)は本堂真裏にあり、今の本堂の位置に庫裏があったと伝わる。本堂裏の路地は孟宗竹に覆われ、竹の伐採が追い付かない。今朝、一回りしてきたが、古木の櫟(いちい)が剪定し…