きのこが恋しい

能登はもとより昔から、松茸は高級食材ではなかった。母の実家の珠洲の寺では、小学校から帰ってお腹が空くと、このシーズンなら、松茸でも濡れた新聞紙に包んで囲炉裏の灰の中に突っ込んで食べてらっしゃいと親に言われたと聞く。今日び、松茸どころか雑きのこさえも食べることが無くなってきた。無いと食べたいのが人のサガ。先日、境内に美味しそうな顔をしたきのこの群生を見つけた。こんなきのこは目にも入らなかったが、卑しさ倍増。カメラに収めて門徒さんに見てもらったら、大丈夫だけど、あくまで自己責任で・・・・。命がけです。珀琳寺 住職

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