人影無い 庵に 桜咲く

本山の春の法要も、今年も葬儀が出来キャンセル。最近、秋の報恩講といい5年位?キャンセル続き・・・。この時期になって、残りの門徒さんの報恩講参り。最近は田んぼを作る家が減り、門徒さんの高齢化も進み、温かい3月・4月の時期のお参りが増えた。実質の参りは過疎化が進んで、ピーク時の半分?程??羽咋門徒さんのお宅近くの宝徳庵という庵の前を通ると扉が閉まり、桜だけが咲いていた。

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日蓮宗のお寺であろうか?この在所の人がヒッソリと守ってきたが、ここまで高齢化が来ると法要が勤まことが無理な状態。門徒さんも、ここ数年扉が開いているところを見たことが無いと・・・。

能登教区の大谷派の寺院も年間2ヶ寺程の廃寺が・・・。やがて都市部に波及し、取り壊すこと自体が困難な時代へ。壊す業者もいなくなる。去年の台風の被害で門徒さんの周りでも、倒木被害や、その処理に大金が。下の写真は、倒木する前に気を伐採。木挽きや、木こりさんも居なくなり、大型の機械でなければ切れない時代に来ている。10円で済んだところが、50万以上に。

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